深夜二時に飲んだくれて、ふと煙草が吸いたくなり窓を開け、もういつ買ったのだかわからないMarlboroを吸っていると、色々なことを思い出します。

寂しくて煙草を吸うんだ、といっていた煙草を教えてくれた母子家庭の彼のこととか、母親に認めてもらいたかったと俺に言ってくれた彼のこととか。そんな彼らを捨ててきたのか。救いの手を差しのべられたのか。

しかし灰を吹き飛ばす風とか、遠く聞こえる貨物列車の音とかが、自分の今を思い出させて、赤く優しい光のさす自分の部屋と藍色の深い闇の空の広がる外との境界が自分の今の居場所を問いただします。彼らにとっての自分とか、自分にとっての彼らとか。後者は自分の中で大きな糧となっていますが、果たして前者はどうだったのか。私はただ彼らを裏切ったのかも知れません。

過去も未来もどうなるかはわからないけど。ただ後悔の無いように願いながら生きていくしかないですね。

と酔っ払いの戯言。

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